並木道 (サン=シメオン農場の道)』 (仏: Promenade, route de la ferme Saint-Siméon、英: Walk (Road of the Farm Saint-Siméon))は、1864年にクロード・モネがサン=シメオンにて描いた作品である。落ち着いた色合いや木々のアーチと奥行きのある道の描き方などはバルビゾン派、特にコローの影響が色濃い作品。

概要

ノルマンディーの港町オンフルールとトゥルーヴィルを結ぶ街道沿いに位置するサン=シメオンの農場は、多くの芸術家たちの交流の場となったことで知られる。モネは1864年の5月末からバジールとともにノルマンディーへ滞在した際、このサン=シメオンを拠点としている。

ウィルゲンシュタインのカタログ・レゾネには、サン=シメオンの前の道を描いた5作品が収録されている (w24, 25, 28, 29, 30)。この作品はその中の一つ。モネはバジール宛の書簡ではこのように述懐している。

他の作品への影響

『並木道 (サン=シメオン農場の道)』を描いた翌年の1865年からモネはバジールの誘いでパリのアトリエを共有していた。1866年に描かれたバジールの『フュルスタンベール通りのアトリエ』ではモネとアトリエを共にしていたことを示すように、奥の壁に本作品と思われる絵が描き込まれている。

ヴァリアント

注釈

出典

参考文献

  • Lewis, Adrian (1864-1867). "Monet's Route de la ferme St-Simeon series". Apollo 
  • 『モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新 展覧会図録』TBSテレビ、2013年。ISBN 978-4-906908-06-6。 
  • カリン・ザークナー=デュヒティンク『クロード・モネ』タッシェン・ジャパン〈タッシェン・ビッグアートシリーズ〉、2001年。ISBN 4-88783-043-2。 

「羊飼いの道をゆく フランス・セヴェンヌ地方」 一本の道 NHK

新緑の並木道 滋賀ガイド!

ナカオ書店バックヤード モネ展(1982)表紙・睡蓮/国立西洋美術館監修/日本テレビ放送網 , 読売新聞社

国立西洋美術館~クロード・モネ~

国立西洋美術館~クロード・モネ~