石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる 摸着石头过河)は、中国からのことわざ。
概要
物事を用心深く行うということを意味する。石橋というのは見るからに頑丈そうに作られているものなのであるが、そのような石橋に足を踏み出す場合にでも、その前に叩いてみて安全を確かめてから渡るということである。かつて橋というのはかなり大きなものでも木造であったために、その耐久性には問題があった。だが江戸時代になれば重要な橋は石造で作られるものも出てくる。そのような時代には石造の橋というのは作るのが困難であったために限定的であった。このことから石橋というのは頑丈なものの代表であった。
由来
中国語では摸着石头过河と表記する。元々は民間で伝承されている謎かけ言葉であった。それが1965年6月6日の人民日報で用いられてからは中国共産党や政府も用いるようになった。1959年の農業部が農業生産に関する意見を述べる中で、耕地を効率よく使用して収穫を高めるに際しては、摸着石头过河のようにすることで任務を完成させることができるという指摘をしていたのが初出であった。
脚注



