ライオンカット(lion cut)は、ペット(犬・猫などの長毛種)のデザインカットの一種。胴体部の被毛を、動物用バリカンなどを用いて、短くトリミングする。ライオンクリップ(lion clip)とも呼ぶ。

呼称の由来は、主に胴体部の毛のみを短くした外観が、あたかもオスのライオンのようなためという説がある。

夏場に行うサマーカット(Summer cut)のうちの一つとして扱われることもある。その場合の目的としては、「熱中症対策」や「毛玉を取るため」が、まず挙げられる。

犬における歴史

ローシェン(別名:Petit Chien Lion、Little Lion Dog)における「ライオンカット」は、前半身の毛を残すのが伝統的である。

プードルの「コンチネンタル・クリップ」も、ローシェンに似たクリップ(=刈り方)である。これは、ダッチクリップの一種「ライオンカット(=ライオンクリップ)」と同等と位置づけられる場合があり、マリー・アントワネットが考案したクリップであるという説がある。

このスタイルは、水猟犬として活用されていた時代の名残り。胸と足の毛を残すのは、冷たい水から心臓や関節を守る寒さ対策や、藪の棘からの防御。下半身の毛を刈るのは、沼地に足をとられないため、毛が水を含んで重くなるのを避けるため、水の抵抗を減らすためなどといわれている。この独特のクリップは、ドッグショーにも用いられる。

注意点

サマーカット後の毛の長さ、縮毛か直毛かによって違いもあるが、以下の指摘がある。

犬においては、散歩などの屋外では、草むらによる皮膚の傷付き、紫外線や地面からの反射熱の影響などが想定される。また、室内で冷房に晒された場合の逆効果に鑑み、「肌が出るほどのカット依頼」は断るトリマーもいる。

猫においては、毛づくろいによる飲み込む毛の量が減るため、毛球症対策効果があるとされる。一方で、蚊に刺される可能性が高まるともいえる。

ギャラリー

脚注


ライオンカットになったアルくん。 ねこねこキューブ

チワワのライオンカット♪|霧島市『森の樹動物病院』皮膚科/アレルギー科/ペットホテル/トリミング

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ライオンカット! 松井誠オフィシャルブログ「松井誠の命に縁あるかぎり」Powered by Ameba

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